静岡県に県立自然史博物館を!

最終更新日:2003/04/19

 私たちは、静岡県の自然を調査研究し、標本資料を収集保存し、その成果を将来に伝え、
教育と生活に役立てるための静岡県立自然史博物館の設置を強く希望しています。


自然博推進協は2003年3月31日をもって解散し、
新たにNPO法人静岡県自然史博物館ネットワークとして活動します。
NPO法人静岡県自然史博物館ネットワークは2月13日に法人登記を完了しました。


静岡県自然史博物館ネットワーク 第2回総会・記念講演会
2003年4月20日(日) 13時30分〜16時30分
濱田隆士 先生 「静岡県にふさわしい自然史博物館のありかた」

自然学習・研究機能検討会の最終報告書を掲載しました。


しずおか自然図鑑(自然博推進協編)現在好評発売中です。全カラー192ページ、写真が約600枚。定価は 1800円。お近くの書店でどうぞ。

静岡県の豊かな自然がコンパクトにまるごとわかるはじめての本です。県内の自然観察にも活用できます。


これまでの自然観察・施設見学会
 昨年度から県内のサテライト候補地などを見学しています。
■2002年6月15日 有度丘陵北麓〜吉田川流域
■2002年3月24-27日 台湾国立自然科学博物館ほか
■2001年10月13日 福井県立恐竜博物館とその周辺
■2001年 6月23日 掛川市化石産地とその周辺
■2000年12月26日 静岡空港建設現場とその周辺
■2000年 9月15日 静岡県水産試験場分場とその周辺
■2000年 6月17日 小笠山総合運動公園とその周辺
■1999年12月19日 富士山こどもの国
自然学習研究機能検討会が県企画部長に最終報告書を提出。10月17日の静岡新聞と中日新聞で、「バーチャル型公開提言 最終報告 資料収集や保管急務」または「標本散逸防止へ努力を」と掲載。

● 静岡県自然史博物館ネットワークの設立総会開催の記事 静岡新聞(9/29)・中日新聞(9/30)

●検討会で行ったアンケートによる費用便益分析の結果、便益比率が1.3〜1.5と「自然系博物館の検討を進めるに値する県民ニーズが存在する」と結論づけられました。

●県立自然系博物館構想に向けた自然学習・研究機能調査検討会の第1回から第6回の議事内容と中間答申書が自然学習・研究機能調査検討会のホームページに掲載されまています。みなさんの意見募集のページもありますので、どしどし意見を書いてください。

          



シブカワツツジ (写真:杉野孝雄)
 静岡県立自然史博物館設立推進協議会(自然博推進協)は、「静岡県に県立自然史博物館を!」を合言葉に、平成7年5月に結成されました。

主な活動
●自然史博物館の見学・調査(10館)
総会・学習講演会の開催
●県知事あて要望書提案書の提出(5回)
●県企画部との懇談
自然博推進協通信の発行(25回)
●県企画部による資料評価への協力
●ミニ博物館 静岡県の自然の開催
●野外観察会の開催など
●「しずおか自然図鑑」の出版

  活動の記録
  自然博推進協参加団体リスト
  
東西のフロンティア ふじの国しずおか フォッサマグナで境する東と西の最前線。そして日本一高い富士山と日本一深い駿河湾。多彩で豊かな静岡県の生物相は、自然のおいたちをぬきには語れません。豊かな自然は静岡県の財産です。

 しかし、私たちは日々変化している静岡県の自然について、どれだけのことを知っているでしょうか。これまで、個人の努力で積み上げられてきた静岡の自然に関する研究資料は現在散逸の危機にあります。これらの資料が保存され、組織的に静岡の自然の調査と管理、そして教育が行われるために、できるだけ早く県立自然史博物館が設立されることが必要です。

静岡県立自然史博物館設立推進協議会は現在、20の民間研究団体と約160名の個人会員などが参加しています。自然の研究に興味がある方は、自然博推進協または各研究会へご参加ください。
入会案内
会 則



アサギマダラ (写真:清 邦彦)

登録日:2001年3月6日

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