自然博推進協通信 1号

最終更新日:2001/09/01


[1996年6月20日]

拝啓
 皐月も終り紫陽花の候となりました。各位には益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
 去る5月12日の推進協第1回総会以来個人会員が9名、団体会員が2団体、新たに入会されました。6月1日現在の新しい会員名簿ができましたのでお送り致します。間違いなどありましたら事務局の方にお知らせください。

 来る7月26日(金)に千葉県立中央博物館の視察見学を計画致しました。同封の案内書をご覧の上、多数の御参加をお待ちしております。昨年8月12日に神奈川県立地球博物館、本年4月14日には茨城県自然博物館を見学しましたので、今度の千葉県立中央博物館は3回目になります。

 3館それぞれ独自の持味があり、茨城博は16ヘクタールという広大な敷地を自然公園としてその中に博物館があり、神奈川博は横浜市にあった昭和41年設立以来の資料をうけついで見ごたえのある展示が特徴であり、さらに今回の予定の千葉博は研究室が広く、学芸員の数も非常に多く房総半島の自然史研究の要となっているのが異色であります。それらの比較については本年4月付の知事宛要望書に記載してありますので御参考にして下さい。

 また本年の10月頃には会員による博物館に関する自由討論的座談会若しくはパネル討論会などを計画してみたいと思っております。本年4月1日から企画部長が変り、去る4月25日に実行委員全員で新企画部長杉山直哉氏に挨拶がてら、博物館設置について懇談して参りました。県の方でも専任の係官2人として設立の検討が進められているようです。

 以上最近の情報や御連絡を申し上げます。
                                    推進協実行委員一同
                                          (文責伊藤)




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登録日:2001年9月01日