福井県立恐竜博物館およびその周辺の見学 |
最終更新日:2001/10/24
福井県立恐竜博物館 福井県立恐竜博物館は、昨年オープンした恐竜をテーマとした博物館で、推進協でも一度見学にいきたいという希望があったことから、1泊2日で、レンタカーを借りて、10月13-14日の土日で、福井県立恐竜博物館と石川県にある白峰村の恐竜パークを見学しました。 参加者は16名で2台のレンタカーに分乗して、東名高速-北陸高速を経由して、福井北インターから勝山市にむかい、午後1時30分には無事、福井県立恐竜博物館に到着しました。 福井県立恐竜博物館は、福井県勝山市の長尾山総合公園の一角にあり、恐竜を中心とした博物館として建設され、2000年7月にオープンしました。福井県では、1989年から恐竜化石の発掘調査を行ない、数多くの恐竜化石の発見とともに、日本で初めて恐竜全身骨格の復元を行ないました。こうした成果を踏まえて、恐竜化石を中心とした新たな博物館建設の機運が高まり、1998年に建設が始まりました。 博物館はたまご型の巨大なドームとウイングからなり、ドームにはたくさんの恐竜をはじめ多くの展示物が展示されていました。恐竜は竜盤類と鳥盤類、とくに鳥脚類の恐竜が充実していました。恐竜の展示では、植物など恐竜をとりまく周辺環境の復元もされていて、内容の深みを感じました。また、哺乳類の展示も意外とすばらしく、注目に値します。 館内については、後藤さんに案内していただき、また浜田館長には自然史博物館についてのお話をしていただきました。館内では写真撮影ポイントが3箇所しかなく、すばらしい展示の数々をお見せできません。また、ちょうどロイヤル・ティレル博物館の特別展も行われていました。 白峰村
13日の泊まりは、石川県白峰村で手取層群の化石を研究している山口さんが支配人をされている白峰村の望岳苑に御世話になりました。食事のあとに、山口さんから白峰村の手取層群から発見されている恐竜や哺乳類の化石の話をうかがいました。石川県でも県立の自然史博物館ができてもよいほどの重要な標本と研究ですが、残念ながら福井県との協力もなかなかうまくいっていないようでした。 14日は白峰村のライン博士記念碑と郷土資料館と恐竜パークを見学しました。恐竜パークでは、地元のライン研究会の方々が手取層群から採集されたたくさんの恐竜や植物化石を見ることができました。 日 時 2001年10月13日(土)〜14日(日) 集合場所 JR静岡駅南口駐車場 10月13日午前8時 案 内 者 池谷 仙之(静岡大学理学部)・柴 正博(東海大学自然史博物館) 日 程 13日午後:恐竜博物館見学(14時〜17時)、14日午前:周辺の博物館見学または地質観察 所要経費 約1.5万円(交通費・宿泊費・昼食代・資料代・通信費など) 持 ち 物 筆記具、採集・観察用具(双眼鏡・カメラ・ハンマーなど)のほか、天候により雨具が必要です。 topへもどる |