「しずおか自然史」
静岡新聞日曜版に掲載はじまる!

池谷 仙之

最終更新日:2007年9月19日



 静岡新聞の日曜版(2ページのトップ)に9月2日から毎日曜日、約1年間にわたり、「しずおか自然史」という紙上博物館を展開することになりました。

 日本列島のほぼ中央に位置する静岡県は3つのプレート境界をもち、列島を東西と南北に分断する大断層が走り、駿河湾の最深部から富士山の頂上までの標高差は約7千メートルもあります。この特異な地質と地形は豊かな自然を生み出し、多様な動植物が生息しています。これらの豊かな自然は日本を代表する全ての要素を兼ね備え、まさに自然史博物館そのものです。

 このような県下の自然をつぎのようなテーマの下に、きれいなカラー写真とともに、順次、紹介していきますので、どうぞご愛読ください。

 1) 静岡県の生い立ち、2) 地層が語る静岡県、3) 静岡県下の特異な生物、4) 環境の変化と共に変わりゆく生物、5) 守れるか!絶滅寸前の動植物。

 この企画は、2年前に「新聞紙上で連載してみたら」との提案があり、静岡新聞編集局および同文化生活部と打ち合わせを重ねて計画しました。

 執筆陣は当ネットワーク会員の他、 テーマによっては外部の専門家に依頼いたします。私たちの活動や静岡県の自然の姿を多くの人に伝えられればと思います。連載終了後には、追加・加筆して一冊の本として出版したいと考えております。


自然史しずおか第18号の目次

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登録日:2007年9月19日


NPO 静岡県自然史博物館ネットワーク
spmnh.jp
Network for Shizuoka Prefecture Museum of Natural History