インフォメーション

最終更新日:2004年1月2日


NPO助成金情報
 
自然環境の研究や環境教育のためのNPO向け助成団体の情報がありましたので、以下に掲載します。
助成に応募する事業のアイディアがありましたら、事務局までお知らせください。詳しい内容については、以下のホームページを参照ください。

日立環境財団:環境問題で活動しているNPOや任意団体に助成!
http://www.hitachi.co.jp/Int/skk/hsk15600_h16.html

セブン-イレブンみどりの基金:環境をテーマに活動しているNPOまたは環境市民ボランティア団体に!
http://www.7midori.org/top.html



第二次ナウマンゾウ発掘調査
静岡県地学会
 
静岡県地学会では昨年行われた浜名湖畔(佐浜層)での第一次発掘の成果を踏まえて、今年度は相良(古谷層)において第二次発掘を計画しております。
発掘期日:2003年12月23〜25日の3日間
発掘地点:相良町菅ヶ谷
地元への普及:
 12月14日 地層紹介の講演会
 発掘期間中に見学会、化石採集会
発掘への参加方法など詳細は、現在作成中ですので、興味のある方は下記にお問い合わせ下さい。
ナウマンゾウ発掘計画事務局:
〒422-8529静岡市大谷836 静岡大学理学部
生物地球環境科学科池谷研究室 西田さなみ
TEL&FAX:054-238-4784


メアリー・アニングの冒険
-恐竜学をひらいた女化石屋-
吉川惣司・矢島道子 著
朝日新聞社 (定価1,400円+税)
メアリー・アニングの冒険 
 恐竜ではないが、海生の爬虫類であるイクチオサウルス(魚竜)やプレシオサウス(首長竜)の名前を聞いたことがあると思う。これらの化石は恐竜が発見される10年も前(1812年)に、すでにイギリス南西部、ライム・リージス海岸の崖(ジュラ紀の地層)から発見されていた。全骨格がそろったこの化石を発掘したのが、当時13才の少女であり、これをきっかけに今日の恐竜学がはじまったともいえる。

本書は、この発見の物語を貧しい少女の生い立ちから化石の採集によって生計を立て、やがて女流研究家に成長していく過程を、当時の地質学・古生物学の発展史の中に生き生きと蘇らせている。膨大な文献と現地調査に基づいて構成されたストーリーに、ところどころ著者ならではのフィクションをまじえて、化石採集やこれを研究することの面白さを存分に紹介している。

本書は訳本ではない。英国に先がけて書き下ろされたメアリーにまつわる伝記とその背景(英国で地質学が生まれてくる様子)がよく解説されている。やがて英訳され、英国に紹介されるであろう内容に仕上がっている。特に化石や恐竜に興味がなくても、きっとわくわくしながら読めること請け合いである。 (池谷仙之 記)


「地質調査入門(第2版)」と「粒度表」
地学団体研究会

  
 初心者向けに地質調査の方法を解説した「地質調査入門」と「粒度表」を10年前に発行しましたが、すでに数年前に在庫がなくなっていました。この2つのアイテムは、地質関係の学生やコンサルタントの人たちにたいへん好評で、多方面からの要望もあり、このほどそれに答えて再発行しました。「地質調査入門」は第2版として新たに内容を加えさらに使いやすい本としました。

 「地質調査入門(第2版)」は送料込みで1冊600円、粒度表は送料込みで1枚800円でお分けできます。「地質調査入門(第2版)」と粒度表をご希望の方は、郵便振替用紙の連絡欄に希望のものとその個数(冊数)、それと送り先を明記して、以下の口座に金額をお振り込みください。ご質問お問い合わせは、柴 正博まで。

 郵便振替口座 00890-3-6568 柴 正博



探鳥会 冬枯れの浮島沼
日本野鳥の会沼津支部
 
 支部で何度も紹介した浮島での探鳥会です。多くの人に浮島の現状を知ってもらいたい、その将来を考えていただきたいと思います。
日時:12月14日(日)
集合:沼津駅北口千楽前午前8時
予備日:12月21日
弁当:不要


自然研究会・自然保護団体の紹介
静岡県地学会
 
 本会は地学の研究を推進し、地学とその教育の普及をはかるために、県内の小中高大学の地学(理科教育)関係者を中心に1964年に結成され、現在、約300名の会員で構成されております。
 会誌「静岡地学」(B5版、50-60pp)を年2回(6月・11月)発行しています。主な内容は会員による調査・研究や教育の実践報告、地学散歩(トピックスのグラビアによる解説)、活動報告、各種の案内や地学関係の話題などで構成されております。

 総会は毎年6月に静岡市で開催され、著名な講師による記念講演会が行われます。年会は毎年11月に県東部と西部で交互に開催され、地域の話題性あるテーマなどの講演会のほか、会員の研究成果や教育実践報告などが行われます。

 見学会・巡検会などが毎年夏季と冬季に県内外で企画されております。また、この他にも随時支部単位の見学会や各種の催しが企画されます。

 出版物として、「東海自然歩道の地学案内−朝霧高原から鳳来寺山まで」(¥1,000)、「えんそくの地学−静岡県の地学案内」(¥1,200)、「駿遠豆 大地みてあるき−続えんそくの地学」(¥1,800)、絵はがき集「静岡の地学景観」と「静岡県の災害」(各¥400)などを発行しております。

 会員の種類と年会費は個人会員が¥4,000(学生¥2,000)、団体会員が¥4,000、賛助会員が¥10,000となっております。地学に関心をお持ちの方なら、どなたでも会員になれます。入会の申し込みは下記にお願い致します。

 静岡県地学会事務局:〒422-8529静岡市大谷836 静岡大学教育学部地学教室内
TEL&FAX:054-238-4640


自然史しずおか第3号の目次

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登録日:2004年1月2日

NPO 静岡県自然史博物館ネットワーク
spmnh.jp
Network for Shizuoka Prefecture Museum of Natural History